ソーラー(太陽熱)のトピックス pg.1

2009年07月08日 <ヤンマーエネルギーシステム株式会社
ヤンマーエネルギーシステム株式会社は、新規事業として太陽光発電システム事業に参入する。公共・産業用分野で太陽光発電システム国内トップシェアである、株式会社京セラソーラーコーポレーションと販売契約を締結、ヤンマーエネルギーシステムの現事業領域である発電システムや空調システムの販売網等の経営資源を活用した、太陽光発電システムの販売促進を目指す方針である。ヤンマーエネルギーシステムは、高効率ガスエンジン技術をコアとしたコージェネレーションシステムやガスヒートポンプエアコン、防災用の非常用発電システム等を広く市場に提供し、エネルギーの有効活用を実現する各種のエネルギーシステムを提案してきた。
CO2の削減に効果的な太陽光発電システムと、高効率で経済的なエネルギーシステム商品群を組み合わせることにより付加価値の高いシステムを提案・提供していく体制が整えられた

2009年06月22日 <東京ガス:プレスリリース
東京ガス株式会社は、再生可能エネルギーを活用したガスシステムの実現と普及促進を目指し、太陽熱集熱器で集めた熱を、夏は冷房、冬は暖房に有効活用する「高効率ソーラー空調システム」の実証を本年4月から開始しています。
18日、この「高効率ソーラー空調システム」の実証設備が報道陣に公開された。世界最高クラスの60~70%の集熱効率を持つ太陽熱集熱器で集めた熱を使い、冷媒を蒸発させることで冷房用の水を冷やす。冬は、集めた熱をそのまま暖房に利用する。
ソーラー空調システムの実証設備は、川崎市中原区の「東京ガス中原ビル」屋上に設置され、4月から運用が始めている。集熱面積は約140平方メートル、ピーク時の集熱量は家庭用ルームエアコン30台分の空調能力に相当する。変動する気候条件や空調負荷に対し、太陽熱を優先的に利用するように制御し、熱が不足する場合はガスで補う。
実証試験を通じ、省エネ性能やシステム設計の確認、コストダウンの検討などを行い、2010年度の商品化を目指している。

 

2009年06月05日 <長府製作所
自然エネルギーで沸き上げる太陽熱利用給湯システム
【主な特徴】
1.太陽熱と空気熱で沸き上げるヒートポンプ給湯器
2.夜間の沸き上げ量を少なめにし、翌日の昼間に太陽熱で沸き上げる「はれセーブ」機能
 ※タンク容量は460Lですが、夜間の沸き上げは最大370Lです。
3.浴槽の残り湯の熱まで無駄なく回収する「ecoとく」機能
4.太陽熱利用による節約度・環境貢献度を表示する「ecoみる」機能


2009年04月30日
かつて一大ブームを巻き起こした太陽熱温水器が“復権”の兆しを見せている。多くの自治体が設置費用の補助制度の導入に乗り出したことを受けて販売台数はじわりと増加、“対オール電化”でガス会社が陣営に加わったことも追い風に、温水器メーカーは新製品の投入などを通じて需要の取り込みをはかる。助成制度などを起爆剤に「ブーム再来」となるか-。業界団体の「ソーラーシステム振興協会」(東京都中央区)によると、08年度までに80以上の自治体が助成制度を導入。4月からは東京都が太陽熱温水器の設置費用を10万円程度補助する制度を開始するなど、09年度には導入自治体が100を超えるとみられている。