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図形の線色を一括変換する
線色の設定は、各個人の好みにより様々です。当サイトで配布している図形データは、太い線を[ 線色3(緑色) ]、細い線を[ 線色1(水色) ]で登録しています。せっかく手に入れた図形が、「自分の設定している線色では無い!」という方もおられると思います。
このページでは、作図した図形の[ 線色3 ]の部分だけを[ 線色4 ]に一括で変換する一例をご説明します。
配管ルートや立上げ位置を作図

排水設備図を「耐火二層管継手」で作図した場合を例にすすめていきます。
建築図を下処理し、設備図面用にグループ設定やレイヤ設定を行います。
(参考画像では、建築図のグループを「編集不可」にしています。)
機器の仕様書や寸法図などから配管の立上げ位置、配管ルートを中心線で作図します。
図形を選択し、配置する

必要な図形を選択し、両ドラッグなどの方法で画面を拡大します。
配置したい中心線の交点で、右クリックすると正確な位置に配置されます。
次の図形を選択し、同じようにして全ての図形を配置します。
変換したい範囲を囲む

ツールバーの[ 範囲 ]を押して([ 編集(E) ]→[ 範囲選択(S) ])、線色を変換したい部分を対角に囲むようにクリックします。
参考画像のように選択された全ての部分が仮表示されます。
選択された線の中から、属性を指定して決定する

上のコントロールバーから<属性選択>を押すと、線の属性を指定するダイアログが開きます。
「指定【線色】指定」にチェックを入れると、「線属性」が開きますので「線色3(緑色)」を選択し、「OK」を押すと、(または、指定したい線色をダブルクックすると、)完了して閉じます。
先に開いていた「線の属性を指定するダイアログ」で、「OK」を押して完了です。
指定した属性の線だけが選択される

全て選択されていた線の中から、指定した(線色3)だけが選択されました。
選択した線の属性を変更する

続けて、コントロールバーの「属性変更」を押すと、属性をどのように変更するかを選択するダイアログが開きます。
「指定【線色】に変更」にチェックを入れると、先ほどと同じように「線属性」が開きますので、「線色4(黄色)」を選択して「OK]を押します。(「線色4(黄色)をダブルクリックします。)
「線属性」が閉じ、「属性変更」のダイアログで「OK]をクリックすると完了します。
線色3の部分が線色4に変更されました

「線色3(緑色)」で作図されていた図形が、「線色4(黄色)」に変更されました。
引き続き、「2線(W)」で配管部分を作図すれば完成となります。
※説明の都合上、「属性変更」を先に行いましたが、作図完了後にまとめて行った方が、修正などの手間が省けると思います。