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配管や鉄骨などの塗装工事におけるさび止め塗料の選定や、塗装前の素地ごしらえ(下地処理)の基準でお悩みではありませんか?JIS規格に基づくさび止め塗料の種別と材質別の下地処理手順を分かりやすく解説します。

疑問(Q)
さび止め塗料の主な種別(JIS規格)および、一般鉄面や亜鉛めっき面に対する塗装前の「素地ごしらえ(下地処理)」の正しい手順や工程について教えてください。
回答(A)
さび止め塗料および塗装前の素地ごしらえは、JIS規格等によって材質や用途に応じた分類・処理工程が明確に定められています。
主な種別と素地ごしらえの要点は以下の通りです。
- さび止め塗料の種別(主なJIS規格)
- JIS K 5622(鉛丹さび止めペイント): 一般鉄面用(1種:高性能、2種:標準性能)
- JIS K 5624(鉛さび止めペイント): 一般鉄面用
- JIS K 5625(シアナミド鉛さび止めペイント): 一般鉄面用
- JIS K 5629(さび止めペイント(塩酸カルシウム)): 亜鉛めっき面用
- 一般鉄面への素地ごしらえ(下地処理工程)
- 汚れ・付着物除去: スクレーパー、ワイヤーブラシ、ディスクサンダー等によるケレン作業および洗浄。
- 油類の除去: ラッカー、メラミン、揮発油による拭き取りや加熱・湯洗い洗浄。
- さび落とし: サンドブラストまたは酸洗い(酸づけ → 中和 → 湯洗い)。
- 化学処理: 必要に応じたりん酸塩溶液浸漬処理と湯洗い。
- 亜鉛めっき面への素地ごしらえ
- エッチングプライマー(JIS K 5633)を使用し、汚れ・油分除去の後に化学処理(1種1回塗り)を行い自然乾燥させます。
まとめ・注意点
Jw_cadでの特記仕様書や配管・鉄骨の仕上表作成の際は、設置環境や材質(一般鉄面か亜鉛めっき面か)に応じた適切なJIS規格のさび止め塗料と下地処理方法を明記することが重要です。
実際の施工にあたっては、素地ごしらえ(ケレンや油分・水分・レイタンスの除去)が不十分であると、後々の塗膜剥離や早期の発錆原因となります。特記仕様書やメーカーの塗装仕様を十分に確認し、監理者の検査を受けながら確実な施工を行ってください。








