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オイルサービスタンクの過剰給油防止に関する法的基準や安全装置の条件でお悩みではありませんか?主タンクとサービスタンクの位置関係による要件の違いや、Jw_cadで配管図面を作成する際のポイントを解説します。

Oil service tank4

疑問(Q)

サービスタンクへの過剰給油防止に関する法的基準について、「主タンクがサービスタンクより下にある場合…」という記述を含む以下の注意事項に間違いはありませんか?

  • サービスタンクへの過剰給油防止: 主タンクがサービスタンクより下にある場合(軽油、灯油の場合)、主タンクの油面がサービスタンク容量より下の場合は、自動停止機構に加え、①返油専用管(送油管より口径の大きいもの)の設置、または②別系統の油面感知装置(または同等以上の安全装置)を設ける。また警報ブザー等を併設する。

回答(A)

ご提示いただいた注意事項のうち、「主タンクがサービスタンクより下にある場合」という記述は誤りです。正しくは「主タンクがサービスタンクより上にある場合」となります。

タンクの位置関係に基づく安全装置の要件と実務上のポイントは以下の通りです。

  • 誤りの訂正(タンクの上下関係)
    • 主タンクがサービスタンクより「下」にある場合、重力による自然流下の危険がないため過剰給油のリスクはありません。
    • サービスタンクより主タンクが「上」にある場合、万が一のポンプ制御不良等で自然流下によるあふれ(オーバーフロー)が発生する危険があるため、過剰給油防止装置が義務付けられています。
  • 過剰給油防止のための安全装置要件
    • フロートスイッチ等による自動停止機構に加え、以下のいずれかの措置が必要です。
      1. 返油専用管の設置:送油管よりも大口径の戻り管を設け、過剰油を主タンクへ逃がす方式。
      2. 別系統の油面感知装置:自動停止装置とは別系統の二重検知装置を設ける方式(※コーギケン製「セーフティエルコン」等の返油管省略可能な一体型制御装置を採用する場合もあります)。
    • 異常作動を知らせる警報ブザー等の併設が必須となります。

まとめ・注意点

Jw_cadでオイルサービスタンク周辺の系統図や配管詳細図、特記仕様書を作成する際は、主タンクとサービスタンクの垂直方向の位置関係(高低差)を明確に図示し、適用される過剰給油防止機構(返油管または別系統感知装置)を正しく注記することが重要です。

危険物施設の安全装置に関する仕様や検定品の選定にあたっては、全国共通の消防法令だけでなく、所轄消防署や自治体の危険物審査基準に基づくローカルな指導が適用される場合があります。設計・施工の初期段階で必ず関係諸官庁および設備設計者・監督員と事前協議を行い、確認を得た仕様を図面へ反映させてください。

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