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クレーン等での大型機器や資材の吊り上げ作業でよく使用される「介錯ロープ」の目的や使い方でお悩みではありませんか?吊り荷の制御・誘導における基本機能や、安全管理上のポイントを分かりやすく解説します。

Assistance rope

疑問(Q)

建設・設備工事の揚重作業で見かける「介錯ロープ」とはどのような目的や用途で使用されるロープですか?親綱ロープとの違いについても教えてください。

回答(A)

介錯ロープ(かいしゃくロープ)とは、クレーン等で吊り荷を搬送・移動させる際に、荷の回転や振れを制御し、安全な位置から誘導するために取り付けるロープのことです。

主な役割と現場でのポイントは以下の通りです。

  • 基本的な役割と効果
    • 振れ・回転の抑制:吊り荷に直接手を触れず、風や旋回による荷ブレを抑えます。
    • 安全な誘導:荷の下に作業員が立ち入るのを防ぎ、挟まれ・引きずれ事故を防止します。
  • 「3・3・3運動」との組み合わせ
    • 地切り時に30cmで一旦停止し、3秒間安定を確認した上で、作業員が吊り荷から3m離れて誘導する安全手順とセットで活用されます。
  • 親綱ロープとの違い
    • 介錯ロープ:「吊り荷」に対して使用し、荷の制御や誘導を行います。
    • 親綱ロープ:「人」に対して使用し、高所作業者が墜落制止用器具(安全帯)を掛けるためのライフラインです(原則として兼用は不可)。

まとめ・注意点

Jw_cadで大型機器の搬入計画図や揚重計画図を作成する際は、クレーンの旋回範囲や吊り荷の移動経路だけでなく、誘導員(玉掛け作業者等)が安全に介錯ロープを操作するための作業スペースや退避エリアを考慮することが重要です。

実際の現場作業においては、「介錯ロープ」として専用に認証・指定された製品を使用し、親綱ロープ等との混同や流用を避ける必要があります。特記仕様書や現場の安全衛生管理計画を確認のうえ、作業手順を遵守して安全な揚重作業を行ってください。

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