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「建築基準法施行令第112条第15項の規定内容や、Jw_cadで配管図を描く際の注意点が分からずお困りではありませんか?本記事では、令112条15項の基本ルールと、図面上で貫通処理を正しく表現するポイントを分かりやすく解説します。」

疑問(Q)
建築基準法施行令第112条第15項とはどのような規定ですか?設備配管やダクトが防火区画を貫通する際の基本ルールと、Jw_cadで設備図面を作成する際の実務的な注意点について教えてください。
回答(A)
建築基準法施行令第112条第15項は、「設備配管やダクト等が防火区画(面積区画・竪穴区画等)を貫通する場合の処置(防火区画貫通処理)」に関する法的な規定です。
火災時の延焼や煙の拡大を防ぐため、貫通部には「防火上支障のない構造」が求められます。
1. 防火区画貫通処理の基本要件
- 国土交通大臣認定工法(認定品)の使用
配管貫通部には、大臣認定を取得した配管貫通部材や防火パテ・防火キット等の認定工法を用いて施工する必要があります。 - 不燃材料による充填
工法認定に基づき、貫通部の隙間を不燃材料で適切に充填・処置します。 - 防火ダンパー(特定防火設備)の設置
ダクト(風道)が防火区画を貫通する場合は、区画の直近に自動閉鎖式の防火ダンパーを設置することが義務付けられています。
2. Jw_cadでの作図・実務上のポイント
- 施工用クリアランスの確保
配管相互の離隔距離や壁厚・スラブ厚が認定条件を満たしていないと施工不可となるため、Jw_cadで作図する際は認定品に必要なクリアランスを確保します。 - 防火区画線の読み込みとプロット
建築図の区画線(防火壁・床)を別レイヤで正確に管理し、貫通位置にシンボルや「貫通部処理は大臣認定工法による」旨の注記を明記します。 - 防火ダンパーの位置指示と配管材質の考慮
ダクトの防火ダンパーは区画直近に正確に配置し、塩ビ管(VP・HI-VP等)などの可燃性配管には延焼防止材を伴う高度な認定工法を指定して図面化します。
まとめ・注意点
令112条15項に基づく防火区画貫通処理においては、現場でのモルタル充填などの「認定外施工」は認められず、必ず特記仕様書および大臣認定書に適合した工法を採用しなければなりません。
また、確認申請や完了検査での適合確認、現地での納まり確認に向けて、事前に関係諸官庁(特定行政庁・消防機関)や指定確認検査機関、ゼネコンとの協議確認を行うことが重要です。Jw_cadでの図面作成時には、貫通部の認定仕様や作業スペースを正しく反映させ、施工時の後戻りがない正確な設備図面を作成しましょう。






