設備技術に関するトピックス pg.1

2011年02月17日  <MH(モバイル・ハイブリッド)工法
MH(モバイル・ハイブリッド)工法は、いずみテクノスが独自に開発した電子回路付き先端塗布装置(回転噴射ユニット)と巻き上げ装置を主軸に、老朽化した雑排水管を取り替えることなく甦らせる全く新しい排水管更生技術です。
雑排水管の共用部の配管内を吸引ピグや回転噴射ユニットでビニルエステル樹脂(ガラスフレーク入り)をライニングすることで、極めて均一な塗膜を形成します。また、専有部の配管内は吸引気流で塗膜を形成させることにより他階への塗料の吹き出し等のトラブルを解消し安心、確実なライニングを実現します。

2010年11月25日  
株式会社ヤマトのドラフトレス空調システムに三洋電機株式会社の電解水技術を組み込んだ微生物制御空調技術を用い、実空間における飛沫・エアロゾルの抑制効果の検証が行われました。その結果、この微生物制御空調技術が空間の浮遊微生物抑制に高い効果を持つことをヤマト、三洋電機、群馬県衛生環境研究所の共同研究において確認されました。

 

2010年07月15日
ダイキン工業株式会社は、臨床微生物学の研究者である東京慈恵会医科大学 臨床医学研究所 保科定頼 副所長との共同研究により、強力な酸化分解力を持つストリーマ放電が「水中のレジオネラ属菌」を24時間で99.99%以上、分解・除去することを実証しました。また、ぬめりや臭いの元となる水中の菌「大腸菌」「黄色ブドウ球菌」「緑膿菌」に対しても除菌効果があることを実証しました。


2010年07月02日 
 ヤンマーは7月中にも太陽光発電と、ガスコジェネレーション(熱電併給)システムやGHP(ガスヒートポンプ)との複合システムの開発に着手する。
 太陽光パネルの発電量の増減にリアルタイムで連動し、コジェネなどの発電で補うシステムを2012年をめどに製品化する。太陽光発電システム事業では農業施設や水産関連設備などの子会社を通じた販売網を構築し、新規需要を開拓する。11年3月期に売上高10億円を目指す。
 太陽光発電システム事業を手がける子会社のヤンマーエネルギーシステム(大阪市北区)の本社に、出力10キロワットの太陽光発電システムを実験用として設置した。コジェネや発電機能付きGHPと統合制御するほか、ヤンマーの遠隔監視網と連動する実証実験を始める。それぞれのシステムの発電状況や一日の発電量、二酸化炭素削減の合計値を演算し、一つのモニターで表示する装置などを製品化する計画。

 

2009年06月02日 
ダイキン工業株式会社は、ベトナム国立衛生疫学研究所との共同研究により、強力な酸化分解力を持つストリーマ放電技術が、「強毒性 ヒト由来鳥インフルエンザウイルス:A型 H5N1」を3時間で100%分解・除去することを世界で初めて実証しました。今回の実証内容は、ストリーマ放電技術により、鳥インフルエンザウイルスの表面のタンパク質を酸化分解したことで、感染力が失われているものと考えられます。 2004年にダイキン工業が開発したストリーマ放電技術は、これまで困難とされていた「高速電子」を安定的に発生させることに成功した画期的な空気浄化技術です。

 

2009年04月08日
三菱樹脂株式会社は、次世代太陽電池や有機ELディスプレイ、電子ペーパーなどのフロントパネル向け素材として、優れたガスバリア性に加えて、反射防止性、UVカット、視野角特性などの機能を有するハイガスバリアフィルム「VIEW-BARRIER」を、4月15日に発売し、世界市場に向けた事業展開を開始します。
この「VIEW-BARRIER」は、既にサンプル提供している国内外メーカーの評価の結果、その性能が実証されたことから、世界最高水準の水蒸気バリア性を持つ透明蒸着ハイガスバリアフィルム「X-BARRIER」のシリーズとして、本格的な展開を始めることとなったものです。