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1.2.2.2 インバーター用制御及び操作盤

  • (ア) 可変電圧可変周波数制御(インバーター制御)を行う場合の制御及び操作盤は、1.2.2.1「制御及び操作盤」によるほか、次による。なお、本項の適用は特記による。
  • (イ) 1.2.2.1「制御及び操作盤」のうち過負荷及び欠相保護装置、電流計並びに進相コンデンサーは、不要とする。
  • (ウ) インバーター回路に使用する継電器等のコイル部には、サージ対策として、サージキラー等を設ける。
  • (エ) インバーター回路は、次による。
    • (a) 制御方式は、正弦波パルス幅変調方式又はパルス振幅変調方式とする。 
    • (b) 瞬時停電に対する自動回復運転機能を備えたものとする。
    • (c) 電動機の負荷特性に合わせて加減速時間を調整できるものとする。
    • (d) 保護機能は、ストール防止機能を有するほか、次による。
      • (1) 過負荷(過電流)、単相(欠相)、過電圧等の異常が発生した場合は、電動機を停止する。
      • (2) 負荷で短絡が発生した場合の自己保護機能を有するものとする。
    • (e) 高調波対策が必要な場合は、直流リアクトル等により、「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制ガイドライン」及び「高調波抑制対策技術指針((一社)日本電気協会)」による換算係数Ki=1.8 以下となる対策を講ずることとし、特記による。
    • (f) 高周波ノイズ対策用として、入力側に零相リアクトル等を設ける。ただし、インバーター装置本体に零相リアクトル等が内蔵されているものは除く。
  • (オ) その他の特記事項

■Jw_cad 7.11|jwwファイル zip 3.80KB

1.2.2.2 インバーター用制御及び操作盤

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