各図の作成
実施設計図書は、機械設備工事標準・基準図及び設計計算書に基づき、正確かつ明瞭に作成する。
( 1 ) 表紙には、該当工事名称等を記載する。
( 2 ) 図面目録には、図面番号及び図面名称等を記載する。
但し枚数が少ない場合は、これを表紙に記載することができる。
( 3 ) 機械設備工事特記仕様書には、工事名称、工事場所、建物概要、工事種別、設備概要等を記載する。
( 4 ) 設備概要には設計主旨を明確に記載すること。
( 5 ) 案内図には工事場所への道順が容易に理解できるように、工事場所、主要交通機関、周辺道路、目標物
及び方位を記載する。
( 6 ) 配置図には、工事建物位置、敷地状況、道路、隣接建物及び方位などを記載する。
( 7 ) 機器表・器具表
ア. 機器、装置などの性能及び付属品等を記載する。
イ. 原則として記載すべき事項は、記号、名称、仕様、台数、設置場所及び系統名とする。
ウ. 性能は下限表示を原則とする。
エ. 燃料にガスを使用する場合には、ガスの種類、ガス発熱量及びガス圧力を記載し、油を使用する場合には、
油の種別を記載する。
オ. 制御方式には、オン・オフ、ハイ・ロー又は比例の区別を記載する。
カ. 騒音値、振動値又は排出NOx量などを規制する場合には、測定条件及び数値を記載する。
キ. 基礎の種別には、標準基礎又は防振基礎の種別を記載する。
なお、送風機及びポンプの基礎を防振基礎とする場合には、防振材の種類、防振絶縁効率も記載する。
ク. 衛生器具は同等な品番(付属品を含む)を記載する。

表紙の様式例・工事種目「空調工事」「衛生工事」「ガス工事」等
■ サンプルデータ|Jw_cad 7.11|jwwファイル zip 3.76KB
■ 製品詳細を見る|設計・施工マニュアル 機械設備工事 CADデータ集

