エスロハイパーAW消火管・高圧消火管が公共住宅に採用可能へ
積水化学工業の高性能ポリエチレン管シリーズが、令和7年度版の公共住宅建築工事共通仕様書に新規掲載されました。2026年7月より、公共住宅の消火設備における正式な採用が可能となります。耐食性や施工性に優れ、従来の鋼管に代わる新たな標準仕様としての選択肢が加わります。
本製品は腐食トラブルを防ぎ、軽量化により施工効率を向上させます。高圧区間での使用にも対応し、ライフサイクルコストの低減や設計の自由度向上に寄与します。自治体の公共住宅における長期修繕計画において、設備の長寿命化や維持管理の省力化を実現する手段として期待されます。
公共住宅建築工事共通仕様書に新規掲載
2026年7月、積水化学工業の高性能ポリエチレン管シリーズ「エスロハイパーAW消火管」「エスロハイパーAW高圧消火管」が、
公共住宅建築工事共通仕様書(令和7年度版)に新規掲載され、公共住宅への採用が正式に可能となりました。
これにより、従来の鋼管主体だった公共住宅の消火設備配管に、耐食性・施工性・長寿命性に優れたポリエチレン管の選択肢が加わることになります。
公共住宅仕様書への掲載の意味
公共住宅建築工事共通仕様書は、自治体・公営住宅事業者が設備仕様を決定する際の基準となる文書です。ここに掲載されるということは、「公共住宅で正式に採用可能」、「設計者が仕様書に基づいて採用できる」、「施工者が標準仕様として扱える」、「申請・審査での説明が容易になる」という実務上の大きなメリットがあります。
エスロハイパーAW消火管の特徴
高耐食性:ポリエチレン管のため、赤錆・青錆の腐食トラブルが発生しない。長期耐久性が求められる公共住宅との相性が非常に良い。
施工性の向上:軽量で取り回しが容易、専用工具による安定した接合、狭小スペースでも施工しやすい、鋼管に比べて 施工時間の短縮・省力化 が期待できる。
長寿命化:耐食性と耐圧性能により、ライフサイクルコストの低減 に寄与。
高圧消火管の採用メリット
公共住宅では、加圧送水装置やポンプ直結の系統で高圧がかかる区間が存在します。高圧消火管は、「高い耐圧性能」「長期の圧力変動に対する耐久性」「高圧区間でも鋼管代替が可能」という特徴があり、従来の鋼管の弱点(腐食・重量・施工性)を解消します。
公共住宅での具体的な採用シーン
- 共同住宅の共用部消火配管
- 直結加圧消火設備
- ポンプ直送系統
- 屋内消火栓設備の立て管・横走り管
- メンテナンス性を重視する区画
特に長期修繕計画を重視する自治体住宅では、鋼管からの置き換えメリットが大きいと考えられます。
設計者が確認すべきポイント
- 公共住宅建築工事共通仕様書(令和7年度版)の該当ページ
- 使用可能な管種・呼び径
- 接合方法(専用継手)
- 施工要領書
- 消火設備の圧力条件との整合性
- 既存仕様との切替時の注意点
設備設計の実務への影響
今回の仕様書掲載により、公共住宅の消火設備配管は鋼管一択の時代から脱却します。
- 設計の自由度が向上
- 腐食トラブルの低減
- 施工性の改善
- 長寿命化による維持管理コストの削減
設備設計者にとって、新しい標準選択肢が加わった重要な更新と言えます。

(消火設備配管用高性能ポリエチレン管)エスロハイパーAW消火管・高圧消火管が公共住宅に採用可能となりました!


