何をお手伝いできますか?
― 実受験者3,387人、合格率25.2%。若手・設備系職種が中心 ―
公益財団法人建築技術教育普及センター(JAEIC)は、令和8年建築設備士試験「第一次試験(学科)」の合格者を、2026年7月23日に発表した。
今年度の第一次試験は全国8都市で実施され、実受験者3,387人、合格者855人、合格率25.2% となった。
試験概要(令和8年度)
- 試験日:令和8年6月21日(日)
- 試験地:札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・沖縄
- 実受験者数:3,387人
- 合格者数:855人
- 合格率:25.2%
建築設備士試験は、建築士法第2条第5項に基づく国家資格であり、国土交通大臣登録試験実施機関である建築技術教育普及センターが実施している。
合格基準点(科目別・総得点)
第一次試験は 105点満点。科目ごとに基準点が設定され、すべての基準点を満たした者が合格となる。
| 科目 | 満点 | 合格基準点 |
|---|---|---|
| 建築一般知識 | 27点 | 13点 |
| 建築法規 | 18点 | 9点 |
| 建築設備 | 60点 | 30点 |
| 総得点 | 105点 | 69点(今年度は難易度により補正) |
※ 例年は総得点70点が基準だが、今年度は難易度を考慮し 69点に補正。
合格者の属性(職種・勤務先・年齢)
掲載された合格者855名の属性データを整理すると、設備系職種・若手技術者の受験が中心であることが分かる。
- 職種別
- 空調設備関連:41.5%
- 電気設備関連:23.4%
- 建築関連:15.6%
- 衛生設備関連:8.8%
- → 設備系が約7割を占める。
- 職務内容別
- 設計:49.7%
- 施工管理:26.9%
- 工事監理:5.1%
- 行政:5.1%
- 維持管理・積算等:13.1%
- → 設計職が約半数。
- 勤務先別
- 建設会社:27.6%
- 空調・衛生設備工事会社:18.8%
- 建築設計事務所:13.3%
- 設備設計事務所:9.1%
- 官公庁・財団法人:10.5%
- 年齢構成
- 29歳以下:28.2%
- 30〜34歳:24.8%
- 35〜39歳:16.5%
- 40〜44歳:11.7%
- 45〜49歳:8.7%
- 50歳以上:10.2%
- 平均年齢:36.3歳
- → 若手〜中堅が中心。
合格者への通知・公開情報
- 合否は マイページで通知
- 不合格者には 成績(得点)も通知
- 合格者の受験番号はセンター公式サイトで公開
- 試験問題はセンターHPに掲載
- 個人得点や試験内容の問い合わせには 一切回答しない
設備技術者向けの分析ポイント
今回の結果から読み取れる傾向は以下の通り。
設備系職種の受験が圧倒的多数:空調・電気・衛生設備の技術者が中心で、建築設備士が 設備設計の専門資格として定着していることが分かる。
若手技術者の受験増加:平均年齢36.3歳、29歳以下が28%と高く、キャリア初期での資格取得が進んでいる。
合格率は例年並みの25%前後:難易度は高めで、科目別基準点を満たす必要があるため、バランスの取れた学習が必須。

■ 令和8年建築設備士試験「第一次試験」(学科)の合格者の発表について | 学科 | 建築技術教育普及センター







