何をお手伝いできますか?
― 受検者数・合格率・属性データを詳細分析 ―
一般財団法人全国建設研修センター(JCTC)は、令和8年6月7日(日)に実施された「2級管工事施工管理技術検定・第一次検定(前期)」の合格者を、7月7日付で発表した。
今年度は受検資格の緩和により受検者数が増加し、合格者数・合格率も昨年度より上昇している。
ここでは、掲載された公式データをもとに、設備技術者向けにポイントを整理する。
受検者数・合格者数・合格率(令和8年度)
- 受検者数:5,570名
- → 昨年度(4,895名)より +675名
- 合格者数:3,483名
- 合格率:62.5%
- → 昨年度(63.1%)とほぼ同水準
- 女性合格者:16.7%
- → 昨年度(15.6%)より増加
合格基準は 40問中24問以上(60%以上)の正答。
試験地別の合格状況
(全国10地区・10会場)
| 試験地 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 札幌 | 271 | 163 | 60.1% |
| 仙台 | 378 | 224 | 59.3% |
| 東京 | 2,096 | 1,314 | 62.7% |
| 新潟 | 169 | 83 | 49.1% |
| 名古屋 | 657 | 444 | 67.6% |
| 大阪 | 873 | 577 | 66.1% |
| 広島 | 263 | 155 | 58.9% |
| 高松 | 189 | 115 | 60.8% |
| 福岡 | 560 | 351 | 62.7% |
| 那覇 | 114 | 57 | 50.0% |
名古屋・大阪・東京が高い合格率を示している。
合格者の属性(試験地・勤務先・年齢・男女・学歴)
- 試験地別割合
- 東京:37.7%
- 大阪:16.6%
- 名古屋:12.7%
→ 都市部の受検者が大半を占める。
- 勤務先
- 建設業:75.3%
- 官公庁:6.2%
- その他:14.2%
→ 実務者の受検が中心。
- 年齢構成
- 25〜29歳:23.0%
- 30〜34歳:16.8%
- 35〜39歳:11.8%
→ 若手〜中堅が中心。
→ 17歳・18歳の受検者も少数ながら存在(受検資格緩和の影響)。
- 男女比
- 男性:83.2%
- 女性:16.7%
→ 女性比率は年々増加傾向。
- 学歴
- 大学:44.5%
- 高校:36.2%
- 短大・高専:11.9%
→ 幅広い学歴層が受検。
合格後の資格名称と次のステップ
合格者は 「2級管工事施工管理技士補」 を称することができる。所定の手続きを行うことで 国土交通大臣より「第一次検定合格証明書」 が交付される。
さらに、所定の実務経験を満たすことで「第二次検定」への受検が可能となる。
今年度の特徴(設備技術者向け分析)
- 受検資格緩和により 若年層の受検が増加
- 女性比率が上昇し、管工事分野の多様化が進む
- 都市部での受検者増加が顕著
- 合格率は例年並みで安定
- 建設業従事者が約75%と、実務者中心の試験構造は変わらず
設備設計・施工管理の現場では、若手技術者の資格取得が進んでいることが読み取れる結果となった。








