ポンプに関する・トピックス pg.3

2012年08月31日
 「高齢者の寝室の近くにトイレや洗面が欲しい」、「地下室にトイレを増設したい」、「店舗内に専用トイレが欲しい・・」、そんなニーズに応えようとする時、悩みの種となるのが水まわり設計、「排水こう配がとりにくい」、「排水立て管からの距離がありすぎる・・」などの理由でプランが制約されてしまう場合が多く見られます。
 こんな悩みを解決するのが 『サニポンプシリーズ』。ポンプの力で排水を送り出しますので、従来のように配管に悩まさせることはなくなります。一般に排水管では約40~75mmの配管で勾配をつけて配管します。サニポンプを用いると配管径を約20~25mmに小さくでき、上にも流すこともできますので自由な配管が可能となります。

2012年08月05日
 計画停電の実施に伴い、給水ポンプユニット等の取扱上の注意についてご案内します。
1.加圧給水ポンプユニット及び増圧給水ポンプユニット

  • ■加圧給水ポンプユニット
  • 受水槽を設置し、ポンプで給水する方式で、加圧給水式と高架水槽式があります。
  • 加圧給水式:停電中の給水はできません。
  • 高架水槽式:停電中は、高架水槽に貯水してある水の供給ができます。
  • ■増圧給水ポンプユニット
  • 受水槽を設置せず、水道本管にポンプを直結して給水する方式です。直送式と高架水槽式があります。
  • 直 送 式:停電中は、概ね3階程度まで給水ができます。4階以上の階層では断水になります。また、共用の給水栓から水の供給はできます。
  • 高架水槽式:停電中は、高架水槽に貯水してある水の供給ができます。

2.計画停電開始前

  • 計画停電開始時刻前までには、全ての蛇口を閉じる。洗濯ホースや散水ホース等を接続している蛇口も閉じる。
  • 停電中にトイレ等の水栓を使用すると配管内に空気が混入し、計画停電終了後に空気を含んだ水が蛇口から吹き出し、場合によっては洗濯ホース等が外れる恐れがあります。また、一部水道事業体では、計画停電に伴う断水等が報道されており、お住まいの建物は停電前でも断水や水圧低下に至る恐れがあります。
  • なお、トイレ用水として、バケツ等への汲み置きや風呂の残り水を利用するなどして節水したり、飲料用水としてペットボトルを購入するなどの対策を講じられることをお奨めします。

3. 計画停電終了後

  • 計画停電終了後は下記にしたがって、給水設備に異常がないかどうか確認をする。
  • ・蛇口より水が出ることを確認する。
  •  はじめは、蛇口から赤水や白濁水が出る可能性がありますので、注意してください。
  • ・洗濯ホースや散水ホースの外れ、水栓から漏水の無いことを確認する。
  • ・正常にポンプが運転しているかどうか確認する。

4. 異常警報

  • 停電中にトイレ等の水栓を使用してしまうと、復電後に給水ポンプユニットの異常警報が発報することがある。異常発生とその対処方法の一部を明記しますので、ご参照ください。
吐出圧力異常低下・過電流
復電後、一度に多量の水を送水し、通使用範囲を超えて運転をした恐れがあります。
リセット釦で解除する。サーマルリレーのトリップ解除が必要なユニットもあります。
受水槽減水・空転防止・加圧給水の場合
復電後、一度に多量の水を送水したこと、水の集中使用により、受水槽の水位が低下した恐れがあります。
水位が回復すると自動運転を再開するが、警報は継続します。リセット釦を押して、警報を解除してください。
受水槽満水・加圧給水の場合
補給用の電磁弁(電動弁)が停電後も、「開」となっていた恐れがあります。
補給水系統に異常があるかどうか確認する。
吸込圧力低下・増圧給水の場合
ポンプの吸込圧力(本管圧力)が規定値以下に低下すると、増圧ポンプは自動的に停止する機能があります。復電後の水の集中使用により、配水管圧力が低下している恐れがあります。
配水管圧力の回復を待つ。警報は自動解除します。

 

2012年04月24日
 日立アプライアンス株式会社は、パワフルで水圧変動が少ない安定給水の、PAMインバーターポンプ「圧力強くん」Wシリーズ19機種を6月1日より順次発売する。
Wシリーズの浅井戸用自動ポンプ、浅深両用自動ポンプについては、強い給水圧が得られるよう、運転圧力を高めた高圧力タイプとした。 主力機種のWT-P200Wにおいては、従来比1.5倍の押上高さ21mとなっている。


2012年01月31日
 株式会社荏原製作所(製造元)及び荏原テクノサーブ株式会社(販売元)は、汎用ポンプの省エネルギー形ポンプの「Save Energy Pump」シリーズとして、プレミアム効率モータを搭載した直動形ステンレス製陸上ポンプFDP-E型とEVM-E型を、2012年1月より発売を開始しました。