省エネ・設備管理に関するトピックス pg.6

2013年03月28日
 株式会社LIXILは、住宅の電気、ガス、水道すべてのエネルギー使用量と、太陽光発電システムなどによる発電量、売電量を1台で見える化するLIXILのHEMS 「みるる」を2013年4月より発売を開始する。
 専用のタブレット端末と、無線通信技術を組み合わせることで、従来各機器を接続するための配線工事を最小限にし、新築はもちろんのこと、リフォームや既存住宅への後付けにも簡単に対応できる。また、冷蔵庫やエアコン、テレビなど、最大29個の家電製品を個別に計測できるほか、部屋単位などの計測も可能。

2013年02月19日
 三菱電機株式会社は、ビルの空調・照明・入退室などの各設備を効率的に監視・制御する三菱ビル設備オープン統合システム「Facima BA-system(ファシーマビーエーシステム)」の中小規模ビル向け新製品として、液晶タッチパネル採用により簡単操作と省スペースを実現した「Facima BA-system touch(タッチ)」を2月26日に発売する。
 ビル用マルチエアコンとの接続で、空調スケジュールの表示・設定など空調設備のきめ細かな制御や、空調設備の課金に使用する電力量のデータ収集などが可能になる。

 

2012年11月13日
 東京ガス株式会社は、主に業務用の中小規模施設向け省エネ・節電を支援するシステム「楽省BEMS(らくしょうベムス)」を開発した。今後試験導入を経て、2013年度中に本システムを活用したサービスを開始する。
 本システムは、主に業務用の中小規模施設の空調、照明、換気などの電気設備と、ガスヒートポンプ、コージェネレーションシステムなどのガス設備の運転を最適に制御し、省エネを実現します。電気設備に加えてガス設備の運転も自動で最適に制御する機能などを備えたシステムの開発は、日本で初めてとなる。


2012年06月04日
 アズビル株式会社は、中小規模の建物、工場向けにビルエネルギー管理システム(BEMS)を7月1日に発売すると発表した。消費電力の可視化や空調設備の省エネ制御などを実施。現場の快適性と生産性を維持しつつ、ピーク時やトータルでの消費電力削減を図れる。最小構成価格は15万円から。
 同システムは、現場の消費電力の管理や分析を担う同社のアグリゲーションセンターと接続。電力の逼迫(ひっぱく)状況時でも稼働させる設備の優先順位をあらかじめ設定し、自動制御するほか、年間の消費電力削減目標に基づいた空調設備の制御などを行う。また受電電力などのグラフを、パソコンやスマートフォンでも閲覧できるため、居住者や作業員らの省エネ意識の向上も図れる。