省エネ・設備管理に関するトピックス pg.4

2011年07月08日 <ダイダン株式会社・ホームページ
 ダイダン株式会社は、コージェネレーションシステム(CGS)、蓄熱槽などをもつ大規模熱源の効率的な運転を支援するためのシステム「Optismart®(オプティスマート)」を開発しました。
 「Optismart」は、建物が必要とする電力、冷水、温水、蒸気などの需要を予測し、それらを製造する熱源の運転コストが最小となる機器の運転パターン(以下、「最適運転パターン」)を計算して、オペレータに提示します。このシステムでは昼間の電力使用量を一定量以下にするのなどの制約条件を設定でき、その条件を満たす最適運転パターンを計算することが可能です。

2011年06月09日
ダイキン工業株式会社は、6月9日(木)より、ホームページにエアコンの節電に関するお役立ち情報サイト「この夏をみんなで乗り切る節電のお話」を開設しました。
東北・東京電力管内の電力供給不足により政府が決定した"15%節電"の目標、中部電力浜岡原子力発電所の運転停止など、私たちは今、かつてない「節電の夏」を迎えようとしています。ハードルが高い節電目標に対して、ご家庭やオフィスなどさまざまな立場で、どう節電をすればよいのか、悩まれている方が多数おられます。特に夏は、ご家庭でもオフィスでも全体に占める消費電力の割合が高いエアコンに対して関心が高く、エアコンの節電法が注目されています。

 

2011年05月12日
パナソニック電工株式会社は、省エネ総合サービス『ECO-SAS(エコサス)』の新サービスとして、ビルや店舗などの節電量の簡易予測やピーク時の節電対応をシミュレーションできる「節電対策シミュレーター」(サービス利用料無料)を2011年5月16日から提供開始します。
このシステムは、毎月の請求書に書かれている電力・ガス使用量を入力するだけで、照明・空調・コンセントの消費電力を推定し、昨年度との削減比較グラフ作成や照明・空調・コンセントの節電シミュレーション、ピーク時の節電対応をシミュレーションすることが可能です。


2011年03月11日
最新の工場省エネノウハウと実例を、実際の工場で展示。
パナソニック エコシステムズ株式会社は、愛知県春日井市の本社工場に「eco見える化室」を2011年3月11日に開設しました。
「eco見える化室」では、本社工場で稼働している生産設備や原動設備に導入したシステムから得られる測定データの随時モニタリングを行うことが可能となります。また、工場省エネ支援サービスでお客様にソリューション提供している最新の技術やシステム機器、パナソニックグループの工場で採用されている省エネ事例もあわせて紹介しています。

 

2011年02月16日
 三菱電機株式会社は、オフィスビルそれぞれで異なる環境(特性)を再現して省エネ効果を予測する「オフィスビル省エネシミュレーション技術」として、執務者の座席位置と在不在を考慮できる「照明省エネシミュレーション技術」と、ビルの熱特性や発熱量を過去のデータから推測できる「空調省エネシミュレーション技術」を開発しました。

ビルの熱特性を考慮した空調省エネシミュレーション技術の主な開発成果

  1. 過去の気象データと空調機運転データから、建物の熱特性と人やPCの発熱量を推測
  2. 再現したビル環境と気象予報から、空調機の最適な運転スケジュールを立案
  3. 実際のビルに立案した最適冷房運転を適用した結果、消費電力量を22%削減できることを確認

 

2010年12月20日
 株式会社 山武は、オフィスビル向けに、執務室の空調配線完全ワイヤレス化を実現する「ワイヤレスVAV(ブイエーブイ)/FCU(ファンコイルユニット)システム」を開発、12月17日より販売開始します。
本システムは、ワイヤレス型の空調制御用温度センサ「ネオセンサ ワイヤレス」、センサ付きの設定器「ネオパネル ワイヤレス」、ワイヤレス型の空調制御用コントローラ「ワイヤレスVAV/FCU」で構成され、室内設置場所の制約を受けずに、最適な温度計測を実現。レイアウト変更、間仕切り変更に伴う設置場所の変更が工事レスで対応可能です。