空調設備・エアコンに関するトピックス pg.7

2010年10月19日 <日立・ニュースリリース
日立アプライアンス株式会社は、人の動きを検知する従来の機能に、新たに開発した、テレビや掃除機がけなどの生活音を検知する機能を組み合わせ、生活シーンに合わせてきめ細かく制御することで省エネ性能や快適性に配慮したルームエアコン「イオンミスト ステンレス・クリーン 白くまくん」Sシリーズを12月上旬から発売します。
本製品では、新たに開発した、テレビや掃除機がけなどの生活音を検知する「聞くセンサー」と、部屋の床・壁のふく射熱を検知する「感じるセンサー」を組み合わせた「見る・聞く・感じるセンサー」を搭載し、人や部屋の状況といった生活シーンに合わせてきめ細かく省エネ運転(「エコ運転」)を行います。

2010年10月04日
パナソニックのアプライアンス・ウェルネス マーケティング本部は、世界初「エネチャージシステム」搭載により、従来は室外機から大気中に排出していた熱を有効活用し、温風スタート時でも吹き出し温度約50℃の高温風を実現、さらに霜取り運転中も温風が止まらない「ノンストップ暖房」で快適性を向上したルームエアコン「Xシリーズ」を10月21日より順次発売します。

 

2010年09月21日 <日立・ニュースリリース
 日立アプライアンス株式会社は、「てんかせ4方向」室内機用フィルター自動清掃ユニットを開発し、10月上旬から発売します。
 この製品では、除菌効果のあるステンレスをフィルター部分に使用することで、エアコン内部の汚れやカビなどを抑制し、室内機内部の清潔性を高めています。また、ブラシとダストボックスを一体にしたフィルター自動清掃部により、毎日フィルターのほこりを除去することで目詰まりによるエアコンの風量低下を抑えます。掃き取ったほこりは取り外し可能な小型ダストボックスにため、ダストボックスがいっぱいになると、リモコンの液晶画面とフィルター自動清掃用パネル(別売)に装着したLEDランプが点灯することで、ほこりの回収時期を知らせます。


2010年09月02日 <川重冷熱工業・ホームページ
 川重冷熱工業は、今後増加が見込まれる吸収冷温水機のリプレースをターゲットに、実用運転領域の効率を高め、製品質量を軽減することによりスムーズな入替えを可能とした吸収冷温水機シグマエース1.2Rシリーズを開発し、9月から新発売しました。
 吸収冷温水機は、1990年代にオゾン層破壊問題からノンフロン空調機として注目されました。現在、これらの吸収冷温水機が更新の時期を迎えており、リプレースに適した高効率な製品の開発が求められています。
 今回開発されたシグマエース1.2Rシリーズは、吸収液最適循環量制御を採用すると共に、運転可能な冷却水温度範囲を拡大することで部分負荷領域での効率を飛躍的に高め、年間の燃料消費量・CO2排出量を取替対象機と比べ最大約35%の削減を達成しています。また、製品質量についても、シリーズ平均15%(最大17%)軽量化し、入替時の搬入費用および既設基礎の強度対策費用の削減を図っています。容量範囲についても現行機の15機種から、17機種にラインアップを拡大し、幅広いユーザーのリプレース需要に対応しています。

 

2010年08月06日
 ダイキン工業株式会社は、現在国内で使用されている2006年以前に販売したダイキン工業製のビル用マルチエアコンの制御基板を省エネ型にチューニング(調整)し、年間電気代を削減できる省エネ支援サービス『VRV・エネ・TUNING』を2010年9月1日より開始します。
 2010年4月から施行された改正省エネ法では、規制対象が工場・事業所単位から企業単位になり、小中規模の拠点を複数持つ企業にも法律が適用され、対象は現状の約10%から約50%まで拡大すると試算されています。小中規模の拠点では旧型の空調機を使用しているケースが多く、潜在的な需要が大きいものの、既存空調機の省エネ性を向上するサービスはありませんでした。
 本サービスは、1995年から2006年に発売したダイキン工業製ビル用マルチエアコンを対象に、室外機にある制御基板の設定変更を行うことで、空調の年間電気料金を最大約8%削減します。

 

2010年07月26日
三洋電機株式会社は、業界トップのAPF24.9を実現した、ビル用マルチエアコン「グリーンWマルチ」シリーズ(全3シリーズ62機種)を2010年11月より順次発売します。
「グリーンWマルチ」シリーズは、22.4kW~56.0kWの高効率インバーターを搭載した室外ユニット7機種を組み合わせることにより、22.4kW から145.0kWまで能力設定ができ、ニーズに合わせた最適なシステムの提供が可能です。新開発のDCツインロータリーコンプレッサーや高効率熱交換器等の搭載により、特に40.0kW以上の能力クラスで業界トップのAPFを達成し、従来機種に比べ、大幅な消費電力量削減を実現しました。